2018.1.20 保育園!みやドンアフタートーク

2018年、さらに時代の要素をめいっぱい取り込んで自らをアップデートさせて活動を開始したみやドンに今年1発目のライブアフタートーク。

【みやドンの奇跡も2度目なら!】


ーー今年1発目がこれまた変わったライブだったみたいですね?

美弥乃:こんにちは!みやドンです☆
そうなんですー!みやドンでまさかの機会をいただきまして!

ドン:いつの間にか呼び方略してみやドンにしてみたけど、けっこう馴染んできたね(笑)

美弥乃:フルで名前だと長いですからね。
でも、みやぞんさんと間違えられるんです!響きがww

ドン:そう、ちょうど旬な男と名前の響きが(笑)
こないだゲストで呼んでもらったライブもね、入りの時にすれ違った親子が「今日みやぞん来るんだって!」って話してて。
ごめんよー、違うんだごめんよーって。

美弥乃:出て行くのに怯えましたよね。
ドンさんギター持ってたから、モノマネで出来ないこともないのかもだけどww

ドン:ほら、見切発車だと大変なことになるからね。

ーーえっと、結局どんなライブだったんですか?

美弥乃:あ、しまった!そこ触れてなかった!すみません。
ひょんな繋がりで保育園の会のゲストで呼んでもらったんですよね。
0歳から4歳くらいまでしかいないというなかなかないイベント!

ドン:なかなかレアな形で始まりましたよね。ボーダーレスにもほどがあるっていうか。
でもこんな形ってみやドンしか出来ない気がしてますからね。
0~4歳児にEDMバキバキのオリジナル曲かますとかね。
このライブをみやドンとしての2018年1発目で出来たのはでかいなって。
唯一無二な頼まれ方してくユニット。

美弥乃:ありがたかったですよね!
オリジナル曲にも関わらず、ぴょんぴょんしながら楽しんでくれてた子もいたし。
本当にね、何するかとかすごい悩んだんだよね。

ドン:ほんとに。父兄もじーじばーば世代も手拍子くれてね。子供からお年寄りまでって。こういう事だよな!みたいな手応え。
そう、これはね、手がかり無さすぎてね!フワッと頼まれたんだよね。

美弥乃:前回は音大の方の演奏とかだったみたいで、それからの今年はみやドンでしょ?
違いすぎてどうなんだろって思って
ひとまず派手な衣装を選んだよね!

ドン:衣装から決めてく柔軟な発想!


ーーあ、これですね。なんか漫才か、イリュージョンやりそうな衣装ですよね。

美弥乃:お祭りとか、そういうお仕事は、見た目も大事だと思ってるんです!
ほら、うちら無名ですし、わかりやすさと!派手さないとなーって。

ドン:そう、そこにあとはコダワリを詰め込んでくっていうね!
もう教育テレビとか観てても今音楽としてはものすごいマニアックですよね。
なんだっけ、ムジカピッコリーノ!あれとか。
みやドンとしてもそういう音楽としてマニアックな部分てのは盛り込んでいたくて。
自分達のキャラとか格好とか、歌の質とか照らし合わせて今回イメージ近かったのがグッチ雄三がやってたハッチポッチステーションのあの雰囲気で。
あれやってもダメだけど、あの体感てのはやりたくて。裏メッセージとして込めたかったんですよね。
KISSの格好してLOVE GUNのリフに合わせて「どーしてお腹がへるのかなー♪」って歌うあの感じ。
言ってることわかりますかね(笑)

美弥乃:?????

ドン:あ、だいじょぶっす。

美弥乃:あ、はい


ーー二人ともいつもこんな感じの会話してるんですか?

ドン:これもみやドンの魅力ですからね!
同じものを表現してるんだけど、俺とみやのちゃんでまったく表現まで組み上げてく方法論が違うんですよね。

美弥乃:たしかに!一度ふらっとハードロックカフェに行って打ち合わせしたことがあったんですけど、みやのは途中からずっと、さモニターに流れてる曲の解説を聞き続けてしたからね。
よくわからないんで会話にはならないんですが、面白いですよ。

ーー違うから合うという所もあるのかもしれませんね。

美弥乃:違うからあんまりぶつからないし、すっと入ってくるというのもあるのかもしれません。

ドン:大体みやのちゃんを困らせてる気もするけどね!

ーー話は戻りますが、保育園のイベントは川口リリア音楽ホールでやったんですよね?

美弥乃:そうなんです!
とりあえず今回のイベント最初から振り返ると、ドンさん前日イベントだったから、保育園イベントは朝が早くて心配だったんですが
案の定
おはようっていうのに既読つかなくて、鬼電しても出なかったので
一人でもできる子供用セトリを用意して家を出るところから
1日が始まりました。

ドン:心暖まるエピソードですね!
いやまじであぶなかった。あの日。 

美弥乃:まぁ、途中で連絡とれたんで大丈夫だったんですけどね!
予想はしてたし。
こういう時、ユニットだとよいですよね!!

ドン:すごい話ですよね、1人来れないかもしれないっつって、1人でいける用意してるって(笑)

美弥乃:いや、ほら、きっと 
みやのが何かあったらドンさんが乗り切ってくれるでしょ!
人間つねに物事が思い通りに進む確証もないし、ならやるしかないですしね!

ドン:乗りきる乗りきる。
このノリとポテンシャルがこのユニットの真髄みたいなとこありますからね!

美弥乃:信用してないわけじゃないんですよ!断じてそういうわけじゃないですからね!

ドン:(物凄く含みのある表情)
や、ほんと、はい。
でもみやのちゃんはほんとソロでこういう現場こなしまくってますしね!頼りになる!!
自分だけじゃこんな仕事来ないからね、、、

美弥乃:みやのもかなり時間とか危うい人だから似た者同士な気がするんだよねww
危ない危ない。
待ち合わせとか大体決まった時間にいないしね。
だからみやのだけ集合時間30分前だって教えといてってレベルで…
今回川口リリア音楽ホールで広かったんですよね!

ドン:でかかった!すっごい響きがよかったよね。

美弥乃:ロビーにはまだ歩けないお子さん達が遊ぶスペースも作ってあって、可愛かったよね。
中に入るとピアノと、後ろにはでっかいパイプオルガン(専門の人にしか弾けないだろうやつ)
があって高まった!
もっとこじんまりした会だと思ってたから怯えたょ(笑

ドン:渋公とかああいうクラスのデカさしてたよ(笑)
後ろまでほぼ席埋まってたしね。
でも祭りもそうだったけど、ああいう場所を想定して曲つくってるから、あの広さで自分達の曲が鳴ると、なんか、たまんないものがあるね。

美弥乃:そうそう
保育園の子達の出し物の後半に、ゲストって形で出て
アンパン体操(ドンさんはギター参加)
すごい!こんな奇跡2度とない!
を歌ったり踊ったりしたんだよね。
最初はドンさんがほとんど喋らなくてどうしようかと思ったよ(笑

ドン:朝10時でね、喋り出してみたものの、まさかあんなに寝起きの声だとはね(笑)

美弥乃:そういうことだったの?!
緊張してるのかと思ってたよ!

ドン:緊張もしてた!喉がとんでもなくカラッカラだったよ!
度胸は昔より付いてるけど、久々にビビってた(笑)

美弥乃:劇場とかホールって恐ろしく乾燥するからね(笑
しかも子供向けだと、ドンさん怯えられないか心配してたし。
にしても、美弥乃はちいさなおお友達って呼んでる中
ドンさんは「こどもー!」
って叫んでたよね。

ドン:あれね、自然に呼んでたね、こどもーーー!!って。
ちょっとザワッてしたよね(笑)
あれ実はサザンの桑田さんがやってたの、特に90年代の煽りでね「こどもーーー!!」って。それ、出ちゃった。 

美弥乃:そうなの?!
適当に言ってると思ってたのに、桑田さんの煽りをやってたなんて!
桑田さんファンはわかったかな(笑

ドン:これ分かったらその人とは相当ないい酒飲めるかも(笑)6時間じゃ足りないやつ。
そう思うとわかる人にはわかる的なの、すっごいやってるかもなぁ。

美弥乃:みやのそれに少しも気づけないもんなぁw

ドン:それがいいんだよ。二人ともそれだとなんか、、、味濃すぎちゃう(笑)

美弥乃:たしかにww
すごい!こんな奇跡2度とない!
ではみんな手拍子と、声出ししてくれたよね!
保育園の会で、ホールで参加してくれるのはほんとすごいことだと思う!
ありがたやだよ!

ドン:ラブサンクス!!
ただ、、、パパもママもスタッフの保母さん達みんな、年下だよあれきっと。なんか、肌が若かったもん。

美弥乃:それは思った(笑
綺麗な方たちばっかりだった!
フィナーレにも参加させてもらったんだよね!

ドン:フィナーレね!
ご当地ゆるキャラの「きゅぽらん」の歌を子供達と一緒に歌って踊るっていう。
おれ、マイク無しであんな風に踊ったの初めてかも(笑)
実はけっこう練習してたんだ、あれ。

美弥乃:そう、本当は歌うと思ってて歌と踊りの練習してたんだよね。
簡単な踊りなんだけど
うちら普段自由にしか動いて歌ってないから
どうしようってなったよね。
でも当日踊りだけってなったからのびのびやったけど!
ぴょんぴょんしてる子供達が可愛かったなー。

ドン:最後子供達と一緒に記念写真撮りますーってなってね。
あれ、大丈夫だったかな?親的に邪魔じゃないのかな(笑)
後ろに派手なの2人、明らかにテンションおかしいのが。

美弥乃:それはみやのもちょっぴり思った(笑

ドン:でももうね、されるがままに(笑)

美弥乃:嬉しかったけどね、いてくださいって言ってもらえたの。

ドン:必要とされた(笑)
だからね、思いますよね、つくづく。自分達らしさって他人が決めることだなって。
思わぬとこで求められて、ああこんな風に思ってくれるんだなあって。
今回頼まれたとこからそうだったけど。
そこに対して一生懸命やってれば、自ずと磨き出されていくんだなって。
身に付けてってどーだ!ってとこじゃなくて、世の中に照らし合わせてふるいにかけられてって、残った部分というかね。
こんなの出てきたね、みたいな(笑)

美弥乃:そういうのもあるかもねー。
自分らじゃわかりきらないものを、初めて見てくれた人たちに教えてもらうこともあるし
あ、うちらこんなことやってて
こんなイメージに見えてるんだ!って毎回面白いよね。

ドン:このユニットになってからは特にあるかも!
ちゃんと求められてるとこに吸い寄せられてく感覚というか。
結果、おいしいごはんにもありつけると。

美弥乃:(笑
お祭りでもよく食べ物もらうしね。
今回もご飯まで頂いたし(っ´ω`c)
みやドンはみんなに育てられてます。
ドン:そうだ!ごはんくれると、みやドンは育つぞ!!

ーーごはん、いいですね。最後にみやドンの次なる目標は?

ドン:どうしようか。今年はどうしていこうか(笑)
新曲もどんどん出したいし。いろんな人に知ってもらえる機会も増えてきたから音源も配信もしてみたいし、さしあたって次のライブも決まってるしね!
秋葉原グッドマン。
急だったけど、すごくいい流れで枠もらったしね。
なにやろう(笑)

美弥乃:新曲も歌ってかないとね(笑
クリスマスはまだやるでしょー。
あとは4月に新しいCDだしたいです!

ドン:クリスマスソングを一年中やるのにはこだわろう(笑)
「激情」も「とどけ!」も定着させていきたいし。
信じられないくらいの柔軟な感覚でもって、あらゆる要素を飲み込んでいきたいね!
CD出すのはほんともう嬉しいからね!4月ね!よし、絶対やろう。

美弥乃:とどけ!
も早くちゃんとした音源としてとりたいよね。
アレンジまだできてないし。
でもひとまず4月に出すのだ!

ドン:小さなお子様にもお年寄りにも響くわかりやすさ、キャッチーさと、
音楽マニアを唸らせるこだわりで、今年もれっつごーだ!!


 (2018.1.23 取材:パイナップル葛西、アンドロメダ星雲にて収録)

「みやドン」 (美弥乃静&ドンボルカン山口)

それぞれアニメやゲームソングなどのシンガーとして活躍する「美弥乃静」と「ドンボルカン山口」が組んだ男女ツインボーカルユニット。 2人の存在があらゆるジャンルを飲み込んで渾然一体となった圧倒的にエモーショナルなサウンドと、情緒に満ちた熱量の高い歌声で、新しい日本のPOPSのスタンダードを世界に向けて発信している。 https://miyadon.amebaownd.com/

0コメント

  • 1000 / 1000